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結局どれがいい?フリーランスの3大会計ソフトを徹底比較!【freee/マネーフォワード/やよい】

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kana*

こんにちは、コトノハデザインのkana*です。
歴14年のWebデザイナーで、フリーランス5年目♡
インスタスレッズ更新しています!

フリーランスの経理業務に欠かせないのが会計ソフト。
日々の帳簿付けや確定申告の手間を大幅に減らすことができます。

会計ソフトは色々あるのですが、機能が豊富に揃っている下記3つの会計ソフトが有名・人気で、この3つの中から選べば間違いありません。

cotoha

この3つが人気なのはわかったけど、どれを選べばいいの?自分に合った会計ソフトは?

この記事ではそんな方に向けて、3大会計ソフトの特徴・料金を徹底比較!

会計ソフトは操作に慣れるまでに時間がかかります。
どれもはじめは無料で使えるのですが「何となく使ってみたけど、使いにくかったから別のソフトに乗り換えたい」となると、今までの時間が無駄になってしまい、新たなソフト導入の手間と時間がかかってきます。

時間と手間を無駄にしないために、まずは自分に合った会計ソフトはどれか見極めましょう。

「どこよりもわかりやすく!」をモットーに紹介していきますので、ご自身に合う会計ソフトが見つかると嬉しく思います。

確定申告には白色申告と青色申告がありますが、フリーランスとして活動していくなら、税制上の優遇措置のある「青色申告」一択です!
この記事では青色申告をするという前提で会計ソフトをご紹介しています。

kana*

青色?白色?という方は、フリーランスの税金の教科書である下記の本を読んで勉強しましょう。
漫画形式でわかりやすく必要な知識が身につきますよ♩

この記事を書いている人
  • 歴14年のWebデザイナー
  • 10年間Web制作会社に勤務 → 独立
  • フリーランス5年目
  • デザイナーの採用担当してました!
  • 娘6歳・息子1歳のワーママ
  • 地域情報ブログ「福知Navi」運営
kana*

3大会計ソフトを徹底比較

まずは3大会計ソフトの料金・機能を表にしてわかりやすくご紹介!

それぞれ3つプランがあり名称は違うのですが(スタータープランだったりパーソナルプランだったり)、わかりやすくするため【上中下】と表記しています。
ピンクの太字にしている料金がフリーランスの方におすすめのプランです。

→ スマホの場合、右にスクロールしてください。

freeeマネーフォワードやよい
料金
(年額/税抜)
【上】39,800円
【中】23,760円
【下】11,760円
【上】35,760円
【中】15,360円
【下】10,800円
【上】26,400円
【中】15,180円
【下】9,680円
帳簿付け
自動仕訳
銀行・クレジット連携
確定申告書作成 /
e-tax(電子申告)
請求書作成
※月10枚以上は有料
消費税申告
中位プラン以上
※今年度のみ下位プランでも利用可

中位プラン以上
スマホアプリ
サポートメール・チャット
【電話サポート】
上位プランのみ
メール・チャット
【電話サポート】
上位プランのみ
メール・チャット
【電話サポート】
中位プランからOK
無料体験30日間無料1ヶ月間無料下位プランだと1年間無料
※中位・上位は1年間半額

共通する機能も多いです。
【 帳簿付け / 自動仕訳 / 銀行・クレジット連携 / 確定申告書作成(e-tax)/ 請求書作成 】は今の会計ソフトならできて当たり前!

手動での帳簿付けはもちろん、会計ソフトを銀行口座(インターネットバンキング)やクレジットカードと連携させることができ、そうすることで毎月の振込や入出金の作業自動的に手続きを行ってくれます。(自動仕訳)

kana*

会計ソフトで請求書を作成・発行すると、こちらも自動的に会計処理されます。入金が遅れている案件も教えてくれるので安心です。

また、日々の帳簿付けから1年間の確定申告書類を作成することができ、そしてどれもe-tax(電子申告)にも対応しているので、税務署に行かずとも家で確定申告が可能。

cotoha

スマホアプリではレシートを読み込むと帳簿付けをしてくれる機能もあり、どんどん便利になっています!

ここまで紹介した機能は会計ソフトの標準機能です。
ここからは3大会計ソフトそれぞれの特徴や強み、そしておすすめな人をご紹介していきます!

freee会計

経理初心者でも安心!会計の常識を覆す、簡単操作の会計ソフト

特徴
  • 経理初心者でも簡単に使えるように設計されている
  • “会計は難しい”という常識を覆す、全く新しい会計ソフト
  • ○✕アンケートに答えていくと確定申告書類が完成する
  • 家計簿を付けるように、簡単に日々の帳簿付けができる

「計算が苦手で、自分で経理なんてできるのかな?」と不安に思っている方に圧倒的におすすめなのが「freee(フリー)会計」。

従来の会計ソフトは簿記の知識がないと扱えないのが普通で、会計初心者にはハードルが高いものでした。

freeeはそんな会計界の常識を覆す、簿記の専門知識や経験がない人でも簡単に使えるように設計された会計ソフトです。

私は昔から数字に弱く、フリーランスになると決めたものの、経理業務・確定申告を自分でできるのか…?ということが割と大きな懸念事項でした。

kana*

その私が現在フリーランスとしてやっていけてるのはfreeeのおかげと言っても過言ではないくらい!
本当に簡単なんです!

下記は日々の帳簿付けの画面。

家計簿を付ける感覚で簡単に取引登録ができます。

勘定科目(取引で発生するお金の流れに対して「なぜその入金があったのか」「何に使われたのか」を示すための見出しのこと)が最初はわからないと思いますが、freeeでは下記のように選びやすくなっています。

そして下記は確定申告の画面です。

このような感じで○✕アンケートに答えていくと確定申告書類が完成するのです…!

確定申告ってもっと難しいイメージだったので、はじめて作成したときは「え、これで完成したの!?」といい意味で拍子抜けしました。

cotoha

開業届も同じような感じで簡単に作成できますよ♩
フリーランスになったらまず開業届を作成しましょう。

kana*

確定申告も開業届もこれは○✕どっちだろう?と思う質問もあると思いますが、検索すればすぐに解決します!

これは日々の帳簿付けでも同じ。
ちょくちょくわからない点が出てきますが、freee公式サイトでもたくさんの記事がありますし、また多くのfreeeユーザーが記事を書いてくれているので、大体は解決します。

調べてもわからない点があれば、メール・チャットで相談可能!
(上位のプレミアムプランになれば電話も可能)

kana*

以前、どうしてもわからないことがありチャットで相談したのですが、丁寧に返答してくださりすぐに解決しました!

ここまで良い点ばかり力説してきましたが、人によってはそうではない場合も。
freeeは圧倒的に簡単に作られている分、少し会計の知識のある方には逆に扱いづらいようです。

よく見かけるのは「freeeは複式簿記形式ではないから使いづらい」という意見。
複式簿記について知識のある方は、次に紹介する「マネーフォワードクラウド」がおすすめです。

kana*

私のように「複式簿記?何それ?」という方はfreeeを使いましょう!
以前は楽天銀行との連携ができなかったのですが、2023年12月より再開しています!

料金プランの選び方

freeeの料金プランとおすすめな人については下記の通りです。
※料金は月払いもあるのですが、割高になるので年払いがおすすめ。

→ スマホの場合、右にスクロールしてください。

【下】スターター【中】スタンダード【上】プレミアム
11,760円/年23,760円/年39,800/年
基本的な帳簿付けや
確定申告を済ませたい方
消費税を納税する方
レシート撮影をしたい方
電話サポート・
税務調査サポート補償を
利用したい方

フリーランスとしてスタートする方は下位の「スタータープラン」で十分なのですが、ただし、インボイス登録をして消費税を納税する方はスタンダードプランになります。

アプリでのレシート撮影機能は一見便利そうですが、現金取引を行わなければ重要ではありません。(私は必要ないです)

kana*

免税業者の方はまずは最安のスタータープランで使ってみて、必要であれば中位・上位プランへと切り替えるのがおすすめです。

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マネーフォワードクラウド確定申告

会計の知識があるならこのソフト!安価ながら機能豊富

特徴
  • 複式簿記形式で、会計知識のある方には使いやすいソフト
  • 相場よりも安い料金プランで豊富な機能が揃っている
  • 勤怠管理などバックオフィス機能も活用できる
  • 連携する銀行口座やアプリが多い

会計・簿記の知識がある方におすすめなのが「マネーフォワードクラウド確定申告」。

マネーフォワードクラウドには色々名称があるのですが、フリーランスの方が使うのは「マネーフォワードクラウド確定申告」になります。

先に紹介したfreeeでは会計の専門用語はほとんど登場せず、帳簿付けの画面でもわかりやすい解説が付いていて初心者にもわかりやすくなっていますが、マネーフォワードはその逆。

会計の専門用語が普通に使われていて、帳簿付けの画面は解説などはなくスッキリ見やすい構造になっています。

cotoha

いくらか会計の知識がある人ならば、こちらの方がシンプルで使いやすいのではないでしょうか。

またマネーフォワードの特筆すべき点として、freee・やよいでは上位プランでしか使えない機能が下位・中位プランでも使えるということ。

  • 給与計算や勤怠管理をはじめとするバックオフィスの業務
  • 年末調整や社会保険、マイナンバーカードの管理

上記機能が必要な場合、マネーフォワードが一番安く利用できます。

料金プランの選び方

マネーフォワードの料金プランとおすすめな人については下記の通りです。
※料金は月払いもあるのですが、割高になるので年払いがおすすめ。

→ スマホの場合、右にスクロールしてください。

【下】パーソナルミニ【中】パーソナル【上】パーソナルプラス
10,800円/年15,360円/年35,760/年
副業などで確定申告を
済ませたい方
フリーランスとして
帳簿付け・確定申告をする方
消費税を納税する方
電話サポートを受けたい方

フリーランスとしてスタートする方は「パーソナルプラン」がおすすめ!
消費税申告もできます。

下位の「パーソナルミニプラン」は安いのですが、経営状態の把握に役立つレポートが一部しか見られなかったり、請求書作成時の取引先登録数に上限があったりするので、フリーランスとしてしっかり活動していきたい方には不向きです。

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やよいの青色申告オンライン

1年間無料!サポート不要なら最安!安心の弥生シリーズ

特徴
  • 歴史ある会計シリーズ・安心の弥生ブランド
  • サポートが不要であれば最安
  • 下位プランは1年間無料で使える
  • クラウド請求書サービス「Misoca」と連携している

はじまりは1987年。
歴史ある会計ソフトシリーズの1つである「やよいの青色申告オンライン」。

全くの会計初心者でもOKなfreee・簿記の知識が必要なマネーフォワードを紹介してきましたが、やよいはその中間。

会計初心者にも使いやすい操作性でありながら、簿記の知識が全くない方には難しく感じることもあるようです。

kana*

会計初心者でも、簿記を勉強したい・昔から数学が得意という方には向いているんじゃないかなと思います。

サポートが不要であれば料金は3大会計ソフトの中で最安!
しかも1年間無料ではじめられます!

cotoha

これは大きな魅力ですね。
詳しくは後方・料金プランの箇所にて説明しています。

料金表の箇所に消費税申告についての項目がなかったので問い合わせてみると…

セルフプランでご契約の場合でも消費税申告の機能はご利用いただくことができます。
プランの違いによる機能の違いはございせん。

セルフプランは一番安いプランなのですが、それでも消費税申告が可能!
freee・マネーフォワードは中位プラン以上しか消費税申告ができないので、インボイス登録者の場合、ここは大きなポイントだと感じます。

ただ請求書作成について注意点があり、「やよい」ではクラウド請求書サービス「Misoca」と連携していて、これが人によってはメリットにもデメリットにもなり得ます。

Misocaではデザインの優れた請求書が作成でき、しかもテンプレートの種類が豊富。
無料でも使えるのですが、無料だと月間請求書作成は10通までという縛りがあり、それ以上になると有料プランの契約が必要となってきます。

元々Misocaを使っている方や、デザインの優れた請求書を作りたい方にはおすすめ!

月間の請求書が10通を超える方・請求書のデザインにこだわらない方・会計と請求書作成が別ソフトになるのが面倒という方はfreeeかマネーフォワードの方がいいと思います。

料金プランの選び方

やよいの料金プランとおすすめな人については下記の通りです。
※月払いはなし。

→ スマホの場合、右にスクロールしてください。

【下】セルフ【中】ベーシック【上】トータル
9,680円/年
(初年度無料)
15,180円/年
(初年度半額)
26,400円/年
(初年度半額)
サポートは必要なく、
最安で使いたい方
サポートが必要な方
(電話も可)
サポートの他、
業務相談もしたい方

※請求書作成にはクラウド請求書ソフト「Misoca」を同時申し込みする必要あり。
(Misocaは月間請求書作成10通までは無料・それ以上は有料)

下位のセルフプランは、帳簿付け・確定申告書作成といった必要最低限の機能は備わっていながら3大会計ソフトの中では最安!
インボイス登録者に必要な消費税の申告もできます。

安い理由として、セルフプランではサポートが受けられません。

kana*

今はわからないことは検索すれば大体答えを得られますし、サポートが不要と思っている方には一番安くておすすめです!

また、freee・マネーフォワードでは電話サポートは上位プランのみでしたが、やよいでは中位プランで受けられます。

\ セルフプランなら1年間無料! /

まとめ

3大会計ソフトの特徴とおすすめな人は下記の通り。

→ スマホの場合、右にスクロールしてください。

特徴おすすめな人
freee会計圧倒的に簡単な操作性会計初心者
計算が苦手な方
マネーフォワードクラウド確定申告簿記の知識があるなら
シンプルで使いやすい
会計経験者
バックオフィス機能が必要な方
やよいの青色申告オンラインサポート不要なら最安
下位プランは1年間無料
会計経験者
会計を勉強したい方
安く使いたい方
kana*

自分に合った会計ソフトが見つかったら、無料体験をして実際に使ってみましょう!
私のように計算が苦手な方はfreeeが断然おすすめです♩

\ 30日間の無料体験あり! /

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質問・相談はDMでお気軽にどうぞ♩

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ABOUT ME
kana*
Webデザイナー歴13年。今まで作ってきたデザインは2,000件以上!10年間Web制作会社に勤務し、2020年にフリーランス(屋号:コトノハデザイン)として独立。今までの経験を活かし、フリーランスWebデザイナーの方・またはそれを目指す方へ役立つ記事を発信しています。