カスタマイズの自由度が高いWordPressテーマ「Snow Monkey」の魅力と注意点をご紹介

- 既存のWordPressテーマでは思うようにデザインを実装できないと思っている方
- オリジナルテーマは作れないけど、テンプレ感のないオリジナルデザインのホームページをWordPressで作りたいと思っている方
- phpをいじるのが苦手な方
私はWeb制作会社に10年間勤務した後にフリーランスになったんですが、フリーランスになると決意するまでには相当悩みました。
悩んだ理由は色々あるのですが、その理由の1つに「コーディングの自信がない」というものがあります。

Web制作会社時代、デザインとコーディングは分業制になっていて、私はデザイン担当でした。
Webデザイナーになる前にPCスクールでコーディングの知識・スキルは学びましたし、会社でもコーディング後の修正作業は担当していたので全くできないわけではないんですが、イチからホームページを立ち上げるという経験がほぼなく…。
できればテンプレではなくオリジナルデザインのホームページをWordPressで作りたいと思っていましたが、phpが苦手な私でもコーディングをしてホームページを作ることができるのか?と不安に思っていました。
ですが「Snow Monkey」というWordPressテーマを使うことで、テンプレ感のないホームページ制作を叶えることができました。
この記事では 「Snow Monkey」 とはどんなテーマか?そしてその特徴をご紹介します!
(あと注意点も)

【追記】Snow Monkeyがサブスク必須となってしまったので、現在は別のWordPressテーマ「JIN:R」でのホームページ制作をしています。詳しくは下記の記事をご覧ください。

- 歴14年のWebデザイナー
- 10年間Web制作会社に勤務 → 独立
- フリーランス5年目
- デザイナーの採用担当してました!
- 娘6歳・息子2歳のワーママ
- 地域情報ブログ「福知Navi」運営
- SNS総フォロワー2.2万人

phpが苦手でもオリジナルデザインのホームページが作りたい!WordPressテーマ「Snow Monkey」との出会い
デザインは作れてもコーディングの経験がほぼない私。
フリーランスになるにあたって、コーディングをどうしようか?ということをすごく考えました。
- WordPressで作りたい(お客様にも更新してほしいので)
- テンプレの型にはまったデザインはしたくない
- コーディングの外注はしたくない(フリーランスになった理由の1つが「全部自分でやりたい」だったので)
- できればphpはいじらず、cssのカスタマイズだけで何とかしたい

こうやって希望を並べて見てみると、めっちゃわがままですねw
会社員時代は自由にホームページのデザインを作っていたので、フリーランスになってもテンプレの枠にはまったデザインではなく、自由なレイアウトのオリジナルデザインのホームページを作りたいと思っていました。
WordPressのオリジナルテーマを作れたら一番良いんですが、何度チャレンジしてもphpが本当に苦手でオリジナルテーマを作ることは断念…。
オリジナルテーマが作れなくてもWordPressには色々なテーマがあるので、それを使えば作れるだろうと思っていたんですが、自分の希望を叶えるのがけっこう難しい!
そもそもブログ用のテーマがほとんどで、ホームページに使えるテーマというのが圧倒的に少なく、探すのにも苦労しました。
そんな中ホームページにも使えそうな、形が決まっているきれいに整えてあるテーマをいくつかピックアップして使ってみたんですが、ちょっとテーマに沿わないデザインをしたいと思うとカスタマイズがめっちゃ大変で。
幅や余白があらかじめ決まっていて、それを変えたいと思うと、ひとつずつ打ち消していかないといけない…。

このようなテーマは、写真と文字だけを入れ替えて作る想定で作られているので、レイアウトや余白を変えようと思うとすごくめんどくさいカスタマイズが必要になるんですよね…。
じゃあ形が決まってないブランクテーマを使ってみよう!と思って使ってみたんですが、これはこれで何も作られてなさすぎてphpが苦手な私にはすごく大変…!

そもそもブランクテーマはWordPressのテーマを自作する時にベースとして使うテーマなので、オリジナルテーマを作ろうとしていない私が手を出すべきものではなかったんだと後から学習しました。
そうして形が決まっているテーマ・決まっていないテーマ、両方を使ってみて私の希望があと2つ増えました。
- ヘッダー・フッター・レスポンシブメニューなどはあらかじめ作ってあって、コンテンツ部分をcssだけのカスタマイズで作れるようなテーマがいい!
- ヘッダーは色々なレイアウトが選べると嬉しい
私が苦手なのはヘッダーやレスポンシブメニューなどの大枠をイチから作ること。
なのでそこは作っておいてほしい…。
そしてできればヘッダーレイアウトは上メニュー・左メニューなど選べるほうがいい…。
でもコンテンツ部分は自由にカスタマイズしたいので余計な設定がないほうがいい…。
(ほんとわがままw)
大枠は作ってあって、でもコンテンツ部分は自由にカスタマイズできる(余計な余白や幅の設定がない)テーマはないものか?と探しまわりました。
そしてこんなわがままを叶えてくれるテーマを見つけました!
それが「Snow Monkey(スノーモンキー)」です。
WordPressテーマ「Snow Monkey」とは?
コンセプトは「どんな味付けにも染まる高級お出汁のようなWordPressテーマ」。
Gutenbergブロックエディターに対応した100%GPLのWordPressテーマです。
複製・改変・再配布・販売等自由に行って良いテーマのこと。
1ライセンス1サイトのみという縛りがなく、一度のダウンロードで複数サイトに使用することができます。ホームページ制作側とてしてはすごくありがたいテーマです!(ただしサブスク契約しないとテーマのアップデートはできません)
そしてなんと言っても素晴らしいのが、ヘッダーのレイアウト・ページのレイアウト(サイドバーのありなしやフル幅・スリム幅)などのホームページの大枠の設定が最初から用意されているということ!
大枠の設定(しかも複数の選択肢あり)が元々あって、コンテンツ部分は専用のプラグイン「Snow Monkey Blocks」とcssのカスタマイズで自由に作れます。

まさに私が求めていたこと…!
わがままな希望を叶えてくれるテーマがありました。
Snow Monkeyテーマはwebサイトの基本的なレイアウトまわりを、Snow Monkey Blocksは webページの中身のレイアウトを担い、より多くの人がクオリティの高いレイアウトされた web サイト・web ページをつくれるようにするのが目標です。
「コードが書けない人でもクオリティの高い web サイトをつくれるようになる」「コードが書ける人はより素早くサイトを制作できるようになりもっと別のところに時間や予算をかけられるようになる」。Snow Monkey がそのような体験を提供できるものになれるとうれしいなと思っています。
上記を読んでもらうだけでも伝わると思うんですが、実際に使ってみたらもっと、開発者のキタジマタカシさんの丁寧で細やかな気配りが素晴らしいことに気付きます。
細かな設定がたくさんあって、「こんな機能ないかな~」と思って探してみたら「あった!」となることもよくあります。
Snow Monkeyは有料テーマですが、「しっかり納得してからご購入いただけるように購入前にご試用いただけます」として試用版を用意してくださっているのも、キタジマさんの優しさだな~と感じています。

他の有料テーマで、購入して使ってみたらすごく使いにくかった…!という経験があります。(結局お蔵入り…もったいない)
そうならないようにしてくれているのは嬉しいですね。
実際私も試用版を申込み、試してみてから購入を決めました!
キタジマさんは、Snow Monkeyを幅広いwebサイトやブログに適応できるとした上で、でもどうしても得意不得意はあるのでニーズに応じて適切なテーマを選んでほしいと思いと仰っています。

実際、ブログを書くならブログに特化したテーマの方がおすすめです。
詳しくはこちら記事でご紹介しています。
自分の利益だけを追求しない姿勢に、信頼できる人柄を感じることができます。
Snow Monkeyはそんな方が作った、細かいところまで配慮が行き届いたWordPressテーマです。
WordPressテーマ「Snow Monkey」の魅力
ホームページの大枠の設定が用意されていて、しかも選択肢が多い
先程も少し触れましたが、私がSnow Monkeyの一番の魅力と感じているところ。
大枠のレイアウトが元々複数用意されていて、ボタン1つで切り替えることができます。
特にありがたいのがヘッダーのレイアウト!
下記5つの形から選ぶことができます。
- シンプル
- 中央ロゴ
- 左
- 2行
- 1行
例えば、ヘッダーレイアウトを「中央ロゴ」に設定すると下記のようになります。

「左」にしてみると簡単に左メニューに!すごい!
ブログ用テーマでもレイアウトは選べることが多いのですが、左メニューが予め用意されていることは珍しいです。

「1行」にしてみると、左にロゴ・その右側にメニューが並ぶレイアウトになります。

このようにワンクリックでレイアウトを変更することができます!

phpが苦手な私にとっては、この大枠のレイアウトを作るのがすごく難しいので、すごくありがたい!
PCでハンバーガーメニューもできますよ!
こんな感じで元々用意してくれているとすごく簡単に設定できますし、しかも様々な選択肢があるとデザインの幅も広がります。
他にページレイアウト・アイキャッチ画像の位置なども選ぶことができます。
- フル幅
- 1カラム
- 1カラム(スリム幅)
- ランディングページ
- ランディングページ(スリム幅)
- ランディングページ(ヘッダー・フッターあり)
- 右サイドバー
- 左サイドバー
カスタマイズの自由度が高く、幅広いデザインに対応できる
Snow Monkeyのショーケースには、ユーザーさんの使用事例が掲載されています。
これを見るとSnow Monkeyをどのように使っているか、どのようなカスタマイズをしているかを勉強することができ、幅広いデザインに対応できるんだなということがわかります。
特に私が良いと思ったのが、コンテンツ幅や余白をイチから自分で設定することができるということ。
私が試した他のテーマの場合はコンテンツ幅や余白がきっちりと決まっていて、その幅や余白を邪魔に思ってしまうことが多かったのですが、Snow Monkeyではその(私にとっては)余計な設定を外して、自由なデザインを表現することができます。

「左右余白を追加する」「ヘッダーを全幅にする」などというチェックボックスがあり、余白のありなしを選べます!
余白ははじめから設定おいてほしいという人もいると思うので、選べるのは嬉しいですね。
Photoshopで自由に制作したWebデザインをコーディングできるのかはじめは不安もありましたが、無事にオリジナルデザインのホームページを完成させることができました!
わからないことがあれば質問できる!サポートフォーラム
Snow Monkeyはカスタマイズ前提のテーマであるため、カスタマイズに関する質問をサポートフォーラムにて受け付けてくれます。(※サブスク契約者のみ)
開発者キタジマタカシさんの他、 Snow Monkeyのユーザーさんが答えてくれます。
私も何度か質問させていただいたことがあるのですが、数時間後には回答が来て、自分ではどうすることもできなかった疑問は全て解決しました。

基本的にカスタマイズはcssでしているのですが、たまにphpをいじる必要が出てきます。
そんなとき「このphpをここに記入してください」と教えてくれるので、すごく助かっています!
過去の質問・回答も全て公開されているので、自分で質問しなくても過去の質問を見ていると解決することもよくあります。
またこのサポートフォーラムの質問内容から、Snow Monkey自体に変更を加えたほうがよいと開発者さんが判断されたらSnow Monkeyのバージョンアップが行われます。
WordPressテーマ「Snow Monkey」の注意点
サブスクリプション契約である
一番大きな注意点!
通常WordPressの有料テーマは買い切り制ですが、Snow Monkeyはサブスク制(定額制)となっています。
- スタンダードプラン ¥16,500 / 1年
- プロプラン ¥55,000 / 1年
※ プロプランは有料プラグインが使い放題だったり、トラブル時の復旧サポートなどがありますが、通常はスタンダードプランで十分です。
まずスタンダードプランでできることをご紹介します。
- Snow Monkeyテーマの利用
- オンラインコミュニティへの参加
- サポートフォーラムへの公開投稿(質問できる)
- 自動アップデート
- メンバー限定記事の閲覧
- 有料アドオンの期間限定無料配布
- メジャーアップデート時のベータ版配布
上記の内、サブスクを辞めても(課金を停止しても)できることは下記の通り。
- Snow Monkeyテーマの利用
- オンラインコミュニティへの参加
サブスクを辞めたらSnow Monkeyが使えなくなるというわけではありませんが、2024年8月よりテーマのアップデートにはライセンスキーが必要となり、ライセンスキーを発行するにはサブスクリプションの継続が必須となりました。
以前はサブスクを辞めてもアップデートには対応してくれていたのですが、色々問題があったようで、2024年6月に下記のように案内がありました。
大変心苦しくはあるのですが、アップデートにはライセンスキーが必須という形にさせて頂こうと思います。(中略)
テーマにライセンスキーを設定して認証されるとアップデートが可能となります。サブスクリプションを解約するとアップデートはできなくなります。
詳しくは公式サイトの記事をご覧ください。
Snow Monkeyを使ってお客様のホームページ制作をする場合、制作料金に含んでご自身でサブスク契約をするか、それともお客様に契約していただくか考える必要があります。
もちろんできないこともある
ある程度のことはSnow Monkeyの機能+カスタマイズで実装できるんですが、自分作るオリジナルテーマではないので、全ての希望が叶うわけではありません。
例えば、私は下記のようなヘッダーレイアウトにしたいなと思ったことがあるのですが(中央ロゴで、その左右にメニューを表示)、このレイアウトは難しいようです。

サポートフォーラム内を探したところ、下記の回答がありました。

Snow Monkey の機能だけでは実現できません。
– 新しいヘッダーテンプレートを作成する
– ヘッダーテンプレートを上書きする
のいずれかの方法をとり、その中で独自にコーディングする形になるかなと思います。
このように、やはりできないこともあります。
どうしても実現したい場合は自分で勉強してオリジナルのカスタマイズを加えましょう。
それが難しければSnow Monkeyにある機能だけでデザインを考えるのがいいですね。

Snow Monkeyでできるレイアウトは幅広いので、私はSnow Monkeyでできる範囲のデザイン制作をしています。一般的な形であればけっこう何でも作れますよ。
バージョンアップで表示が崩れる可能性が他のテーマよりも高い
Snow Monkeyはイチからガッツリとカスタマイズをしながらホームページを作り込んでいきます。元々のデザインを打ち消して、新たなデザインをcssで上書きをしたりもしています。
Snow Monkeyは常にバージョンアップされていて、度々仕様が変わることも。
ガッツリとカスタマイズをしている分、バージョンアップ後は表示が崩れてしまうことが他のテーマよりは多いかなと感じています。
先日WordPressのメジャーアップデートに伴うSnow Monkeyのバージョンアップで、お客様のホームページの表示が崩れるということがありました。

一瞬ヒヤッとしたのですが、cssの調整をし直すことですぐに修正はできました。
(一部どう修正すればわからない箇所があり、それはサポートフォーラムに助けを求めました!サポートフォーラムさまさま。)
お客様のホームページをSnow Monkeyで作る際、バージョンアップで表示が崩れる可能性があることを事前にしっかりと伝えて、もし崩れた場合のサポートはどうするかを決めておく必要があると感じました。
まとめ
私がフリーランスWebデザイナーができているのもこのテーマのおかげ!と言っても過言ではない、お世話になっているWordPressテーマ「Snow Monkey」についてご紹介しました。

ほんと細かいところまで配慮が行き届いた、丁寧に作られているテーマです。
WordPressの既存テーマをカスタマイズしてホームページを作っているけどphpが苦手で、思うようなデザインにカスタマイズできない!と思っている方にはおすすめです。
ただしサブスク契約になるので、その点をしっかり理解して購入するか決めてくださいね。
(お客様に契約していただくのも一つの手です)

試用版が用意されているので、まずは無料で使ってみてください!
この記事が私のようにコーディングが苦手だと感じているWebデザイナーさんのお役に立てたら嬉しいです。
そしてこんな素晴らしいテーマを作ってくださった開発者のキタジマタカシさんに感謝を込めて。

私がSnow Monkeyを使用して制作したホームページは「snowmonkey」のタグにまとめています!
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