時間の使い方が劇的に変わる!時間管理のおすすめ本8選
- 常に「時間がない」と思っている方
- 「時間がない」を解決する方法を知りたい方
- おすすめの時間管理本を知りたい方
私は会社員時代、常に仕事に追われていました。
「もっと余裕を持って仕事をしたい」と思ったのが、フリーランスになった理由の1つです。
ですがフリーランスになっても何か常にバタバタしていて余裕を持てずにいました。
忙しくさせていただいているのはありがたいことなんですが、思い描いていたフリーランスの生活とは違っていて、仕事に追われる日々…。
「フリーランスになったらやりたいこと」が色々あったのに全然できていない状況に対して、常に焦っている感じでした。
「会社を辞めて時間が増えたはずなのに、何でこんなに時間がないんだろう?」と悩み、時間管理の本を徹底的に読んでみよう…!と思い立ち、計8冊の本を読みました。
結果として、読んで良かった本ばかりでした!
これらの本を読んだことで私の時間の使い方がかなり変わりました。
この記事では私が読んだ時間管理のおすすめ本8冊をご紹介します。
同じテーマの本でも切り口が違ってどの本もハズレなくおもしろかったです!
是非気になる本を読んでみてくださいね。
▼ 時間管理の本を8冊読んで見えてきた、時間を増やす本質的な方法をまとめました!
- 歴14年のWebデザイナー
- 10年間Web制作会社に勤務 → 独立
- フリーランス5年目
- デザイナーの採用担当してました!
- 娘6歳・息子1歳のワーママ
- 地域情報ブログ「福知Navi」運営
時間管理のおすすめ本8選
超多忙な弁護士が教える時間を増やす思考法
著者は超多忙な弁護士である谷原 誠さん。
超多忙であるのにも関わらず、仕事の時間以外に1年間で1,400時間以上を作り出していて、その時間を使って年間何冊も著書を執筆したりセミナー講師などをされているそうです。
(ちなみに睡眠時間は7時間以上)
この本では、仕事をバリバリとこなしながら年間に1,400時間以上の自由時間を生み出す秘訣がたくさんと紹介されています。
色々読んだ中で時間管理の本としてはこの本が一番わかりやすいと感じました。
書評を書いたので詳しくは下記の記事をご覧ください。
基本的なことがたくさん書かれているので時間管理術を学んだことがある方には物足りないと感じるかもしれませんが、はじめて学ぶには最適な本です。
1440分の使い方【成功者たちの時間管理15の秘訣】
起業家・億万長者・オリンピック選手・オールAの学生たち288人の1日(1440分)の時間の使い方をまとめた本。
成功者の時間の使い方は共通するものが多く(本には15個書かれています)、こういう時間管理をしているから成功するんだなとすごく勉強になりました。
私はこの本をAudible(Amazonのオーディオブック)で毎朝聴いていたんですが、次々に出てくる時間管理術とそれによる体験談が面白くて、毎朝聴くのが楽しみでした。
特に印象に残ったのが依頼の断るときのマインド。
この本には『すべての「イエス」は他への「ノー」である』と書かれています。
何かに「イエス」と言うとその後に来た依頼を断ることになったり、何かすべきことができなくなったり…
私は仕事を断るのが申し訳ないと思って特にフリーランス1年目は何でも引き受けてしまっていましたが、その反面で別の何かを断っていたことになるんだな…と気付きました。
実際にそのときは仕事に追われて、本当に自分がしたいことができずに何でも引き受けてしまったことを後悔しました。
この本は断るのが苦手な私の考え方をガラっと変えてくれました!
あと最後に「時間管理の名言ベスト100」が載っているんですが、その中で刺さったのが下記の言葉。
足りないのは時間ではなく意志だ
ほんとその通り!ってなりました。
「時間がない」は単なる言い訳なんですよね。
過去の自分は何回も言ってたなぁ…。
やめる時間術
フルタイムワンオペ育児だったワーママはるさんによる、時間の使い方を見直し、自分の生き方を選ぶための本。こちらの本もAudibleで聴きました。
時間管理本って基本、育児の必要がない男性が書かれているものが多く、24時間の采配を自分で決定できる場合が多いのですが、この本はワーママなどの24時間の采配が自分にない方向けの本として書かれています。
このポイントが同じワーママである私には役立つ部分が多かったです!
「やめる時間術」というタイトル通り、自分の人生において時間を使うべきでないこと(やめるべきこと)を徹底的にストイックに見直す内容でした。
読むだけでも自分がやめるべきこと【時間を割くべきではないこと】には色々気付かされます。
やめるべきことを明確に見つけ出す作業として紹介されているのは、ストップウォッチで家事の時間を測って書き出したりする地道なもの。
多くの人がめんどくさいと思ってしまう作業だと思いますが、自分の持っている時間・無駄に使ってしまっている時間を知る(見える化する)ことは時間を有効に使うためにはすごく重要だなと感じました。
あとこの本に書かれている「自己連続性を認識することが重要」という部分にハッとさせられました。
自己連続性=今の自分と未来の自分にどれくらいつながりを感じるのか
「瞬間」の積み重ねが自分の未来につながっていると真剣に考えられれば、時間を「未来につながる行動」として使うことができると述べられています。
このことを常に意識することで、無駄な時間を過ごすことがだいぶ減ったと思います。
私は朝活をしているのですが、朝起きるのが辛いときはこの「自己連続性」を意識するようにしています。
7つの習慣
この本は「成功を手に入れ、充実した人生を送るための方法」を紹介した本で、時間管理がメインテーマの本ではないですが、7つの習慣の内、第3の習慣「最優先事項を優先する」の内容が時間について大事なことを気付かせてくれます。
先に紹介した「やめる時間術」次に紹介する「仕事ができる人の最高の時間術」でもこの本のことが取り上げられています。
第3の習慣では、自分にとって一番大切なこと(一番時間を使うべきこと)が何か見極めるために、行動を下記の4つの領域に分けて紹介しています。
緊急 | 緊急でない | |
重要 | 第1領域 期限のある仕事 大切な人との約束 差し迫った問題への対応 ケガや病気の治療 | 第2領域(最優先!) 自分の将来について考える ステップアップのための勉強 重要な人との関係づくり 体調管理(食事・睡眠など) |
重要ではない | 第3領域 急に頼まれた雑用 付き合いのための意味のない食事 突然の来客対応 | 第4領域 ひまつぶしのゲーム SNSをダラダラ見る 意味のない長電話やメールのやりとり |
この4つの領域の中で一番重要なのは、第2領域。
今すぐやらなければ困るものでもなく、誰かに「早くやって!」と頼まれるものでもないので、一番後回しにしてしまいがちです。
ですが本当の成功を手に入れるためには、できるだけたくさんの「いま」を第2領域に注ぐべきだとこの本では述べられています。
この考えがすごく心に刺さりました!
本当、確かにその通りです。
私はこの本を読んで、ずっと後回しにしていた歯医者さんの予約をしました!口腔ケア大事。
「7つの習慣」は世界的名著であるため、原作の他、下記のような様々な本が出版されています。
私は漫画版も読んだんですが、「13歳から分かる!7つの習慣」のほうが断然わかりやすかったです。
子供向けなのかな?と思ったんですけど全然そんなことはなく、大人にも勉強になることばかりの本です。
幸せな人生を送るために大切なことを教えてくれる本なので内容をしっかりと理解して、そして娘が13歳になったら一緒に読みたいなと思います。
仕事ができる人の最高の時間術
時間生産性コンサルタントの田路カズヤさんの本。
この本では自分で考えることが多くあり、下記のような内容を書くシートが用意されています。
- パッション(情熱)
- ミッション(使命感)
- ビジョン(7年後の未来イメージ)
- 主体的な仕事の目標
- 目標達成習慣化レポート
- 目標達成シナリオシート
- 目標達成マンダラシート
なんか難しそうと思いましたか?
でもこれらを漠然と考えているだけではなく言語化することで自分が何に時間を使うべきか、優先的に時間を使うべきことが明らかになってくると感じました。
時間は有限で誰に対しても1日24時間しかありません。
あれもこれも…!と思って手を付けると、あっという間に時間はなくなってしまいます。
この本の課題に真剣に取り組むことで、自分が大事にしていること・自分が時間を使うべきことがわかります。
エッセンシャル思考
99%の無駄を捨て1%に集中する方法「エッセンシャル思考」について書かれた本。
原作の翻訳本もありますが、マンガ版がわかりやすくておすすめです。
私はこの本を数年前に読んでいました。
でも内容を納得しても全然実践できていないと感じたので、もう一度読み返すことに。
何度読んでも読みやすくて、書いていることも納得できることばかり。
でも、実践するのが難しい…!
- 「やらなくては」ではなく「これをやろう」
- 「どれも大事」ではなく「大事なことは少ない」
- 「全部こなす方法は?」ではなく「何を捨てるべきか?」
とにかく重要なことだけを選んで、後は全て捨てる!
その具体的な方法が書かれているんですが、なかなかその「捨てる」作業が難しい。。
本の中には「やりたいと思う気持ちが90点未満のものは捨てる」と書かれていて、テストで65点だったらパッとしないですよね?と書かれているんですが、90点未満でも89点だったら嬉しいけどなぁ…とか思ってしまう私w
でも何かを捨てないとやることが多すぎて本当にやりたいことができない状況に陥ってしまいます。
少しずつできることから実践していこうと思える、読んだらやる気になる本です。
あなたの24時間はどこへ消えるのか
このタイトルを見て「ほんまそれ!」となった本。笑
ネット化がもたらした現代特有の忙しさにのみ込まれている人へ向けて、日々の中に隠れている時間泥棒を追い出し、限られた時間を使いこなして人生を楽しむ実践的なノウハウをまとめた本です。
どの時間管理本にも大体スマホとの付き合い方について書かれているのですが、この本は情報の消費=スマホを見ている時間を減らす!ということをメインに書かれています。
時間がないと言いつつ、スマホは見る。それもけっこうな時間。
という方は多いんじゃないでしょうか?
頭の中ではわかっていたことなんですが、やめられなかったスマホ時間を見直すきっかけをくれた本です。
あとこの本を読んで、万能ノートアプリ「Notion」を使いはじめました!
存在は知ってたんですが何かよくわからなくて使っていなかったツール。
使いやすすぎて、今では私の生活になくてはならないツールになっています。
後から知ったのですが、この本の著者スワンさんはNotion YouTuberとしても活動されている方でした。進捗管理・顧客管理・時間管理、色々な管理にNotionおすすめですよ。
面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本
心理学者による、面倒なことを「面倒くさい」と感じないようにする心理テクニックを集めた本。
この本は時間管理というテーマではないのですが、「面倒くさいと思う時間を減らす」という時間管理術でもあると感じたのでご紹介します。
- とりあえず立ち上がる
- 赤い服を着る
- ノリのいい音楽をかける
などめっちゃ単純で簡単なものから(でも効果的!)、面倒くさいと感じないような心を軽くするテクニックがたくさん載っていておもしろかったです。
どの時間管理の本よりもわかりやすくて簡単!
面倒くさいとよく思ってしまう方、他の時間管理本は難しく感じる方は是非読んでみてください。
まとめ
時間の使い方を変える、時間管理のおすすめ本を8冊ご紹介しました。
同じテーマでも着眼点が違っておもしろかったです。
なぜ8冊も読んだのかという理由としては私は同じテーマの本を複数読む多読術を実践しています。
多読をすると共通する部分が見つかり、解決したい問題点(今回は時間がないということ)の本質的な解決方法が見えてきます。
これらの本を読んで、時間を有効に使うための本質的な方法がわかり、生活がガラリと変わりました!
是非皆さんも何冊か読んでみてくださいね。
▼ 時間管理の本を8冊読んで見えてきた、時間を増やす本質的な方法をまとめました!